腹圧性尿失禁 尿もれ 尿失禁 骨盤底筋

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腹圧性尿失禁とは?

腹圧性尿失禁(Stress Incontinence)は、女性の尿失禁(尿もれ)の60〜70%を占めるといわれている尿失禁です。
咳、しゃみ、大笑いなどをしたり、重いものを持ったりして腹圧がかかった時に漏れてしまうタイプです。

 

●「ぐらぐら尿失禁」
膀胱や子宮を支える筋肉(骨盤底筋群)がゆるむことで起きる尿もれです。
骨盤底筋は、下腹部をハンモックのように吊るような形で支えている筋肉で、骨盤底筋の上に子宮口、膀胱があり、さらにその上に子宮が乗っていて、これらの重さを骨盤底筋が支えています。

 

このハンモック状の骨盤底筋が、出産によってダメージを受けたり、たるんでささえる力が弱って膀胱頸部と尿道近くの支持組織が弱り、安定していなくてはならない尿道がぐらつくようになると尿漏れが起こります。

 

またですから妊娠中の膀胱はその上に位置する赤ちゃんと羊水と胎盤など含めて約5キロもの重さで圧迫されています。これも妊娠後期の尿漏れが多くなる原因となっています。

 

●「ゆるゆる尿失禁」
尿道を縮める筋肉(括約筋)の力が弱くなってしまって起こる尿もれです。
出産回数が多いほどなりやすいといわれています。

 

腹圧性尿失禁は、エストロゲンという女性ホルモンが減少することによって尿道周辺の筋肉が弱くなるためにも起こります。そのため、生理中や閉経後に尿もれが悪化します。

 

1.女性の尿失禁の60〜70%と大半を占める。
2.セキなどで腹に力が入ったときに漏れる。
3.骨盤底筋を鍛えると改善することが多い。

 

尿もれ(尿漏れ・尿失禁)の症状と対策を紹介!

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