尿もれ(尿漏れ)の治療
■ 腹圧性尿失禁の治療
骨盤底筋のトレーニングを行い鍛えていきます。
■ 切迫性尿失禁の治療
切迫性尿失禁は薬での治療がメインになります。
■ 混合性尿失禁の治療
混合性尿失禁の治療には、「薬物療法と体操」による治療が行われることが多い。
腹圧性尿失禁の治療
腹圧性尿失禁の治療には、骨盤底筋のトレーニングを行い鍛えていきます。
切迫性尿失禁の治療
切迫性尿失禁は薬での治療がメインになります。
切迫性尿失禁は、膀胱に十分な量の尿を蓄えないあいだに、少しの量の尿がたまっただけで尿意を感じたり、意識してがまんすることもできずに排尿してしまいます。これは、膀胱の筋肉がかってに収縮してしまうために起こる症状です。そのため切迫性尿失禁の薬としては、このむやみな「膀胱の収縮」を抑えて、膀胱に十分な量の尿をためる機能を正常に戻していくはたらきがあるものです。
使用される薬:抗コリン薬
抗コリン薬は膀胱の筋肉の緊張をとり、膀胱の過剰な収縮を抑えて尿もれを改善します。抗コリン薬の使用によって8〜9割の方の症状が改善するといわれています。
抗コリン薬には、その名称の表す通り「アセチルコリンの活動を抑える」はたらきがあります。アセチルコリンの働きを抑えることで、膀胱の平滑筋をゆるめて膀胱に蓄えられる尿の量を増やすことができるようにします。また、突然の収縮も抑えるはたらきも期待できるので急な尿もれも防ぐこともできます。
副作用としては、口の渇きや便秘、いつもよりまぶしく感じたり、物がぼやけて見えることもあります。
尚、前立腺肥大症がある方は、ふだんより残尿感を感じやすくなり、かえって尿失禁の症状がひどくなるケースもあるのでこともあるので抗コリン薬はつかわれません。
混合性尿失禁の治療
混合性尿失禁の治療には、「薬物療法と体操」による治療が行われることが多い。
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